杜このみがサブレギュラー化?

 

10月第4週分の「走れ歌謡曲」の「ドラパラ」というコーナーで5月に降板した杜このみさんが不定期でキャンペーン先で歌を聴きに来たお客様に自らリクエストを受け付けするコーナーを不定期でやると告知した。


自己都合で番組を降板したら後ろめたくてそんなことできるわけがないだろうという声が多々見受けられそうだが、川中美幸さんの代から演歌歌手をパーソナリティーに起用するといったスタイルを崩したくないというリスナーの要望が大きかったからこそ番組存続に繋がったかもしれない。


トラックドライバーのみならず演歌ファンのリスナーさんにとっては昔のJーPOPばかり流してばかりでつまらないという声を聞くのは勿論、その年齢差層が私を含めた現在の中高年にシフトしているのも仕方がない。


このみちゃんが降板してからパーソナリティー全員が歌手ではなくなったので歌手パーソナリティーがいなくなった寂しさは勿論、聴取率的にやや苦戦しているだろう。


90年代の田川寿美さんと多岐川舞子さんから始まって、瀬口侑希さん、南かなこさん、井上由美子さん等が陰で番組を盛り上げてくれた。


このみちゃんは副交感神経が優位に働いている深夜の時間帯に活動することを主治医に止めれれたという話を知った時、女性の長時間および深夜労働によって体調を崩すケースが多く、1999年の改正男女雇用機会均等法が制定されてから女性にとっては都合がよく聞こえるが、長期間繊細な体機能を有する者に鞭を打って働くことは不可能だ。


そういったしわ寄せがを残ったパーソナリティーに来てしまうと音をあげるのは無理ないが、山田真以さんとプライベートでヨガに出かけたり、放送中に電話でお話ししたり、後日やる文化放送のイベントで現行のパーソナリティーと共演できるといった嬉しい話を聞くと戻るべき場所を作ってくれたことに感謝していると言っていたね。


極端なことをいえば、前職で左遷された部署から雇い止めされた職場に出戻った時に温かく迎え入れてくれたことと同じだ。


逆に失業して実家暮らしをして地元で暮らすことが多く、不本意な人間関係の崩壊や疎遠によって行き場を失ったからこそ人と触れ合う温かい関係が恋しくなってしまう。


深夜でハードな仕事ができなくなってしまった彼女だが、急な降板にしたことによっていい加減な奴だからそれっきりだと言いそうな人が多いけど、現状のパーソナリティーとスタッフ、心あるファンがいるからこそ現在の彼女がある。