マセガキの悪趣味

2018/2/上旬の「走れ歌謡曲」の「ドラパラ」で最初に好きになったアイドルのメールでアンケート調査の結果を放送された。

 

主たる歌手は70年代から80年代半ば頃にデビューされた歌手が多く挙げられ、どれも知っている人ばかりだった。

 

因みに私の場合はピンクレディーである。

 

その当時は幼稚園時代で、別のクラスの友達がレコードを持っていたことを知り、外遊びをせずに毎日レコードを流せとせがんだ。

 

別の友達がアルバムを持ってきて帰りの会で流してくれ、担任に止められるほどハイになったな。

 

年長になった頃も売れ続け、ピンクレディー旋風がおさまらず、朝礼中に曲が流れたりする程異常現象が起こった。

 

又、デビュー直後から異常な売れっぷりで毎日のようにメディアに出ていたので運動音痴で振り付けを覚えることが苦手な私は幼稚園から帰宅すると学習雑誌の読み漁りとテレビやラジオのスイッチを入れてチェックしていた。

 

最悪彼女達が出ない時は待機しながら他の歌手の歌もおもちゃがわりに聴いていた。

 

そういう時は近所の友達と遊ぶケースが多いと思われるが、不幸なことに幼稚園が別々だったのでその機会がなく、退屈しのぎにそれをするしかなかった。

 

小学校に入学して半年経った頃に人気が陰りが出てしまい、彼女達の動向を気にしていたのと同時に他の友達が聴かないような歌手の話を振ることが多かったので変人扱いされたな。

 

しかも担任指名で保護者会に参加し、自分の好きな歌手はピンクレディーは他の子に言われたから大橋純子さんや庄野真代さんの名前を挙げたら新人歌手なのかと逆に聞かれたことがあったね。

 

初職の酒宴でスナックに上司と同僚に連れてくれた時に同僚が聴かないような歌を歌った時にどうやって知ったかと聞かれてリアルタイムで耳に入ったと答えたが、その時点で昭和歌謡鑑賞の趣味ができたと言ってもおかしくない。

 

音楽の嗜好だけではなく、やることなすこと全てが年齢相応というより子供らしい経験がなかったことに対してコンプレックスを抱き、人間関係の面で苦労していることに気づいた。

 

周囲に同じ趣味の人がいないのでカラオケアプリで一人カラオケツイッターやブログ(=メルマガ)で静かにうさを晴らしている。

 

こんな趣味を持っている輩を嫌って仲間に入れない辛さがあったが、現在はネットで最低限のマナーを守っていれば好き勝手に表現するのも自分の勝手だ。