3.11のツナマヨおにぎり

 

2017.10月最終週から11月第1週放送分の「走れ歌謡曲」内のコーナー・「ドラパラ」でパーソナリティーが好きなおにぎりの具を紹介した。


9月放送分で「ドライバー意識調査」で取り上げたお夜食をテーマでトラックドライバー等の夜勤者のリスナーを対象にメールでアンケート調査を取ったところ、おにぎりを食べる人が一番多かった。


各パーソナリティーが好きな具は以下の通り。


山田真以 鮭 焼きおにぎり 牛肉のしぐれ煮

室照美

佐藤千晶 明太子

遠海まりこ 明太子 野沢菜

小林奈々絵 ごま油に漬けた天かす

 

どれも私がよく食べるものばかりだが、この他に焼きおにぎりや混ぜご飯のものをジムに行く前や前職の健康診断受診後に実母に作ってもらって食べていたな。


コンビニに行くと普段食べない具のものがたくさん並んでおり、日本の伝統を覆すどころか、食生活の欧米化に影響されているかもしれない。

 


2011年に発生した東日本大震災の影響で帰宅困難になり、就業時間から2時間経過、交通機関は不通で駅は入場制限をかけられてしまった。


テレビのニュース速報を観ながら様子を見ていたが、社員の帰宅が困難であると判断した当時の庶務課長は近くのコンビニで大量のおにぎりを購入した。


待ちくたびれて空腹になった社員が一斉におにぎりを取り、お目当てだった梅と鮭といったさっぱり系の具のものがなくなってしまい、ツナマヨしか残ってなかった。


因みにマヨネーズ系の味付けは胃がもたれるので苦手である。


在職当時は18時に帰宅してから30分後に夕食をとっていたが、ひどい空腹感に襲われていたのでツナマヨのおにぎりが妙に美味しく感じる。


おにぎりの量は普段の食事量よりも少なく感じ、酒宴で出される料理や外食も同様な感じではないかと一緒に仕事をした退職社員に文句を言ったこともあったな。

 

痩せ型の女性の筆者は第三者から見るとギャル曽根ほどではないがかなりの大食漢で下品だ。


こんな緊急事態に贅沢言うところではなく、おにぎりの大きさの分量どころか貧困で全く食べられない状況になっている人たちより幸せなんだよ。

 

確かにこのような厳しいお言葉を頂戴されたが、幼少期から小学校四年ぐらいまで少食で子供用の茶碗の半分以下しか食べられず、給食や家庭での食事で食べ残しが多く、厳しい指導を受けて苦痛を受け、そうならないようにして完食するようになったことや一緒に買い食いや食べ歩くをした大食漢の高校時代の友人達と一緒にいた影響があるのも一因である。


また、仕事や人間関係が原因によるストレスの影響で孤独感を紛らわすために食べることで埋め合わせをしていたが、1日の大半を会社で過ごしていたり、プライベートで友人・知人達に会うことを家族から禁じられた辛さが一気に吹き出した。

 

1個のツママヨおにぎりを食べながらその当時は働けるだけでなく、ある程度自由に行動できた幸せがあったと言うことを改めて感じた。

 

食べることは勿論、失業の影響でやりたいことが出来ずに自立することを妨げられた弱者にしては一個のおにぎりに生きることの感謝が込められており、「食」=「生存」という図式を戦前・戦中生まれの両親が受けていたことを自身が受けているので、人生に必要な「食」=「欲望」では世の中では通用しないということを教えられた。